海事都市
今治市には、たくさんのぞう船所があり、たくさんの船をつくっていたね。
船をたくさんつくっているので、船を使う仕事もたくさんあるのかな。
ぞう船のほかにどんな仕事があるのかな。
みんなで話し合ったぎもんを海事都市のお世話をしている人にたずねることにしました。
海事都市のお世話をしている人の話
今治地方は、昔から人々の生活に海が深くかかわり、海に関係する仕事がさかんでした。今治地方は、1400年ほど前に伊予の国(今の愛媛県)の中心の役所がおかれ、人や荷物が行きかう大切な場所でした。
また、瀬戸内海でかつやくした村上海賊の船をつくることは今治地方のぞう船の始まりともいわれています。
昔から、海とともに生きてきた今治地方は産業の発てんとともに、ぞう船や海運が発てんし、日本最大の海事都市となりました。
ぞう船や海運などの海に関する仕事をする会社が集まる都市を海事都市をいいます。
ぞう船関連工業
エンジンやプロペラ、電気関係のきかいをつくったり取りつけたりする仕事、色をぬったりさびないようにしたりする仕事をしています。
ネットワーキングシステムは、人工えい星を使って船が今どこにいるのかがわかるようにしたり、船を動かす予定を建てたりするきかいです。このきかいも今治でつくっていて、日本だけでなく、世界中で使われています。
今治市には、ぞう船関連工業がたくさん集まっています。
ネットワーキングシステム
海運
船を使って物を運ぶ仕事をしています。
今治市には海運の仕事をしている会社が多くあります。日本国内で人や荷物を運ぶ(国内こう路)だけでなく、外国へ行く船(海外こう路)もあります。外国へ行く船を持つ会社は約70あり1050せきほどの船を持っています。
バリシップ
今治市では、海事都市のことを広く知ってもらうためにバリシップの見学会を開いています。ぞう船所の見学など、海に関する産業が数多くしょうかいされています。
バリシップの見学会