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玉川たまがわダム

玉川ダム玉川ダム
玉川ダムには990万㎥の水をたくわえることができます。

  • えんてい玉川ダムのえんてい
  • 管理事む所水玉川ダム管理事む所
  • そうさ室玉川ダム管理事む所そう
  • そうさ室玉川ダム管理事む所そう室のかんしモニター

 玉川ダムは、蒼社そうじゃ川の上流じょうりゅう今治いまばり市玉川支所ししょからやく4㎞ほど南へ入ったところにあります。

 蒼社川はむかし、大雨ごとにていぼうが切れ、たびたびこう水にみまわれました。また、水を使うりょうがふえ、水が少ないと水不足ぶそくでこまるということもよくありました。このような問題もんだい解決かいけつするために、けんは1964年に調査ちょうさはじめ、やく62おく円のお金をかけて、1971年3月に玉川ダムを完成かんせいさせました。

 このダムは、川をながれる水の量を調節ちょうせつしてこう水によるひがいをへらしたり、市の農業のうぎょう用水や工業用水、生活用水としたりするための多目的たもくてきダムなのです。また、2017年には小水力発電所はつでんしょをつくり、川へ流す水の力を使つかって有効利用ゆうこうりようしています。

玉川ダムの水は、きゅう今治市だけでなく、大西おおにし町などにもおくられています。

玉川ダム管理事かんりじしょの人の話

玉川ダム管理事所の人

玉川ダムではたらいている人は、5人です。ダムの安全あんぜんまもり、水をかくほするために働いています。夜はダム専門せんもんのけいびいんの人が交代こうたいしてダムの管理にあたります。

わたしたちは、いつもダムの水を一定いっていにたもち、水のかくほを考えながら、流す量を調節しています。大雨のときには、サイレンできけんを知らせてから放流ほうりゅう(ダムの水を流すこと)します。もし蒼社川の近くにいるときにサイレンが聞こえたら、注意ちゅういしてくださいね。

ほかには、ダムに流れむごみや木などをりのぞく仕事もしています。また、水が足りなくなってきそうだなと思ったら、今治市のかかりの人に、「市民のみなさんに水を節約せつやくするようにおねがいしてください。」というれんらくをします。

一番心配しんぱいなのは、台風や大雨で水がふえることです。天気がよくなるまで、全員ぜんいんがとまりこみで水の調節などをしなければなりません。

また、こまることは、見学に来る人が、ダムの中にごみや空きかんをげこんだり、まわりをよごしたりすることです。

  • ダム放流けいほう所ダム放流けいほう所(サイレン)
  • けいほうけいじ板けいほうけいじ板