くらしをささえるガス
ガスは、わたしたちの生活の中で、「熱」をうみ出すエネルギーとして大切な役割を果たしています。また、地球にやさしいエネルギーとしても注目されています。
ガスには、ガス管を通じて工場や家庭に送られる都市ガスと、ボンベでとどけられるプロパンガスがあります。
ガスのもとは、多くの国から運ばれてきます。その受け入れ基地のひとつが、波方地いきにもあります。いったん基地に運ばれたあと、ガスをつくる工場へと送られて、液体から気体のガスへとすがたを変えたりボンベにつめたりします。
またガスが足りなくなることがないように国による地下備蓄基地もつくられています。
ガスの備蓄流通基地(波方ターミナル)
ガスの地下備蓄基地
深さ150mの地下に、高さ30m、はば26m、長さ430m 1本、長さ485m2本、計3本のトンネルがほられ、45万トンのガスがたくわえられます。これは、日本のガス使用量の12日分にあたります。