3. 使った水のゆくえ
使った水はどこへいく
使った水は、どこで、どのようにしょ理されているでしょう。
今治市下水じょう化センター
わたしたちが家庭や学校などで使った水は、下水管によって集められ、下水しょり場に送られます。
今治市は、1976年に今治市下水じょう化センターを完成させ、一部の地いきで下水をきれいにすることができるようになりました。
市内にはほかにも、地いきにおうじた様々な種類の下水しょりしせつが38か所あり、人口の70%ぐらいの市民が下水道を利用できるようになっています。(※令和2年5月げんざい)
下水じょう化センターで働く人の話
ここでは機械が1日中動いているので、こしょうしていないか点検したり、水がきれいになっているかを調べたりして、みんなが協力して働いています。
みなさんにお願いがあります。
- 台所から直接生ごみや油を流さないでください。
- せんざいをたくさん使わないでください。下水しょりの主役であるび生物が弱ってしまいます。
- 水を大切に使い、できるだけ下水を少なくしてください。
- ちんさ池
- 最初ちんでん池
- ういたごみ、しずんだごみを取りのぞく。
最初ちんでん池
- エアレーションタンク
- び生物の入ったどろをまぜ、空気をふきこむ。び生物はさんその助けをかりて、どんどんよごれを食べ、しだいに大きなかたまりになる。
エアレーションタンク
- 最終ちんでん池
- 大きなかたまりとなったどろは、この池で3時間ほどかけて底にしずめられる。
最終ちんでん池
- 塩素混和池
- くすりを入れ、約15分ほどかけて消毒してから川や海に流す。
塩素混和池
最初ちんでん池や最終ちんでん池でしずめられたよごれのかたまりは、水をしぼり取り、しょりされています。
また、汚でい消化そうで消化する際に発生したガスを使って発電し、様々な機械を動かすのに役立てています。
汚でい消化そう
消化ガス発電機