古墳時代(今から約1,750年前~1,400年前)
古墳時代になると、日本各地で古墳と呼ばれる土や石を盛った大きなお墓が造られるようになります。古墳には当時の王や豪族が埋葬され、そういった豪族たちをひとつにまとめる大和王権という大きな政府が現在の奈良県周辺に登場します。大和王権の大王が各地の豪族たちを従えて、後の天皇になったと考えられています。
今治の古墳時代
今治で最も多く確認されているのが古墳時代の遺跡で、その大部分は古墳です。前方後円墳も複数確認されており、海が見える場所に造られていることから、海上交通を支配する豪族が今治にいたと考えられています。
- 妙見山古墳
- 七間塚古墳
主な遺跡・文化財
- 妙見山古墳(大西) 国指定史跡
- 樹之本古墳(朝倉) 今治市指定史跡
- 正月鼻古墳群(関前) 今治市指定史跡
- 野々瀬古墳群(朝倉) 愛媛県指定史跡 今治市指定史跡
- 多伎神社古墳群(朝倉) 愛媛県指定史跡
- 相の谷1号墳(近見)