今治市産業紹介
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ごあいさつ

徳永 繁樹

今治市長
徳永 繁樹

阿部 健

今治地区産業雇用促進協議会会長
今治商工会議所会頭

阿部 健

 今治市は平成17年1月に12市町村の合併により、 瀬戸内海圏域の発展を担う、 県下第2位、 四国第5位の人口を誇る都市になりました。 古くから海上交通の要衝として栄え、 四国で最初の開港場となるなど、 港を中心に商業都市として発展してきました。

 現在では、海運・造船業ならびにタオル・縫製品などの繊維産業をはじめ、エネルギー、食品など国内はもとより、 海外においても果敢に事業活動を展開している企業や、伝統工芸の桜井漆器、地域資源を活用した石材、瓦など歴史と伝統のある個性あふれる地場産業が数多く点在しており、四国一の製造品出荷額を誇る「ものづくりのまち」として、地域経済の振興に大きな役割を果たしております。

 特に、120年の歴史を刻み続けてきたタオル製造業は国内タオルの約6割を生産するなど、 品質・生産量ともに日本一を誇っております。市内には、染色やプリント、刺繍、縫製などを含め200近くもの工場があり、市民生活に密着した身近な産業として定着しております。

 海事産業においては、海運・造船・船舶用機器など船にまつわる企業が日本一の海事クラスターとして発展するとともに、西日本唯一の国際海事展「バリシップ」を隔年で開催しております。また、造船・舶用各社の若手技能エの育成を目的とした「今治地域造船技術センター」の発足やプロフェッショナル人材育成のため「機械造船科」を市内高等学校に創設するなど、 海事都市今治の今後を担う人材の育成も進めております。

 「ものづくり」に限らず、サイクリストの聖地「瀬戸内しまなみ海道」やJリーグで活躍する地域密着型プロスポーツ等の観光資源を活用した新しい観光産業も地域経済に大きく関わっており、「産業の活性化は今治市の礎である。」との認識のもと、産学官が緊密に連携をとりながら、地域産業の振興や雇用の拡大に向けた事業を積極的に展開しております。