今治市産業紹介
Imabari Industry Introduce

造船業

日本最大の海事都市「いまばり」

造船所

造船集積日本一!不動の造船王国

今治市は、日本最大の、そして世界でも有数の海事都市です。波止浜湾が、非常に波穏やかな天然の良港であることから、その歴史は、室町時代までさかのぼり、潮まちで寄港した船舶の修繕を中心に発達し、明治35年には本格的なドッグを備えた会社が創業しました。過去2度にわたる造船不況の荒波を乗り越え、現在では造船長屋と称されるほど造船所が集積しています。

造船所数 14

造船業は、 全国一の集積を誇る14事業所を有しており、 建造隻数では国内の20%を占めています(2019年実績)。 また、 市内に本社や拠点を置いている造船会社のグループ全体では、日本全体の30%を超える船舶を建造するなど、建造隻数・建造量ともに不動の造船王国の地位を築いています。

今治市の造船竣工量の推移

100総トン以上の船舶(資料:今治海事事務所)

今治に拠点のある造船会社の新造船竣工量

今治:約100隻 その他の隻数:約390隻

船の完成に不可欠、船用工業

舶用関連の工場

船が完成するためには、エンジン・プロペラ・舵などの舶用設備が必要です。それらの電気・艤装工事、船舶用機器等の開発、製造、販売などを手がける産業を舶用工業といいます。今治市には多くの舶用関連の事業所があり、様々な機器を開発・製造しています。最近では、ハイテク技術を駆使した船舶運航管理の通信システムが業界の注目を集めています。

海運王国、世界に通じる今治船主

今治市には海運に従事する企業が数多く存在しています。外航海運の会社は、約70社あり、その保有隻数は約1,100隻ともいわれ、日本の海運企業が運航する外航船の実に46%を占めています。また、内航海運においては、市内に約190社の事業所があり、その船腹量は県内シェアの50%、国内の約5%を占めています。

外航海運会社数 約70

内航海運会社数 約190

今治の外航船主は日本の約1/2を、そして内航商船隊は国内の約5%を所有しています。

国内の外航船所有隻数

今治:約1,100隻 その他の隻数:約1,310隻

国内の内航船所有隻数

今治:約240隻 その他の隻数:約4,990隻