今治市産業紹介
Imabari Industry Introduce

タオル工業

世界のブランド「今治タオル」 
今治市は、日本最大規模のタオル産地

今治タオル

今治市は日本最大規模のタオル産地といわれています。今治地域のタオル製造業者約100社が加盟する「今治タオル工業組合」があり、同組合に加盟する事業者の工業出荷額は約400億円になります。現在は産地ブランドと合わせて、各メーカーが個社ブランドを立ち上げ新商品を積極的に開発し、国内産タオルの約6割を生産しています。また、首都圏にメーカー各社のタオルショップが相次いで出店されるとともに、海外に向けたPR活動も展開し、ますます今治タオルの知名度アップを図っています。

タオルの全国生産量と今治のシェア

生産量グラフ(資料:今治タオル工業組合)

輸出タオル国別数量

価格の安い外国産タオルに席巻されたこともありますが、現在は綿本来が持つ柔らかさや吸水性を最大限に引き出す製法の良さが見直され、巻き返し始めているとか。そして、輸出も増えています。円高の影響もありますが、その品質は世界から評価されており、特に韓国、台湾で大きく伸びています。

輸出タオル国別数量グラフ(資料:財務省貿易統計)

「今治タオル」ブランドの確立

今治タオル

imabari towel Japan ロゴ

今治市では元来からの高品質な製品作りを続けていることや、今治のタオルメーカーがニューヨークホームテキスタイルショーでグランプリを連続で受賞するなど海外でも注目されたことから、経済産業省の「JAPANブランド育成支援事業」に指定され、今治タオルとしてブランドを確立する取り組みを行いました。著名なアートディレクター佐藤可士和氏をブランディングプロジェクト・クリエイティブディレクターとして起用し、大きな成果を上げました。

テクスポート今治(今治タオル本店・今治タオルLAB)

日本一を誇る今治タオルの情報発信基地。館内には今治タオルブランド商品を直売するオフィシャルストア「今治タオル本店」や今治タオルの体感スペース「今治タオルLAB」があります。

  • 今治タオル本店
  • 今治タオルLAB

「今治タオルファクトリー」をコンセプトとして平成29年にリニューアル。主軸ラインナップである「白いタオル」を筆頭に、バスタオルやフェイスタオル、ウォッシュタオル、タオルマフラーなど、タオルメーカー約30社による今治タオルブランドの商品約400種を2万点以上取り揃えています。「今治タオルLAB」では、吸水性の高さを実感できる検査体験「5秒ルール」や、タオルについて豊富な知識を持つ「タオルソムリエ」の資格試験の擬似体験、手織りの織機を使用したタオル織りなどが体験できます。

今治タオル本店

愛媛県繊維染色工業組合

蒼社川の伏流水は硬度が低く良質で染色に適しています。
この名水を豊富に使うことにより、品質の高い今治タオルが作られます。

  • IMABARI Color Show
  • IMABARI Color Show

今治の染色技術を紹介する展覧会「IMABARI Color Show」